インタラクティブ動画

二つの分岐で作るインタラクティブ AI 動画

「封筒を調べる」か「物音を追う」かを選ぶミステリーを作ります。共通の導入と二つの分岐を動画として生成し、外部のインタラクティブプレイヤーで選択肢をつなぎます。

薄暗い書斎に入る探偵
Seedance 公式デモの参考画像です。本教程の実測生成結果ではありません。出典は記事末尾に掲載。

「封筒を調べる」か「物音を追う」かを選ぶミステリーを作ります。共通の導入と二つの分岐を動画として生成し、外部のインタラクティブプレイヤーで選択肢をつなぎます。

1. 最小の分岐図を描く

opening.mp4
  ├─ 封筒を調べる → branch-a.mp4 → 結末
  └─ 物音を追う   → branch-b.mp4 → 結末

最初は一回の選択に絞ります。分岐を増やすと必要な動画が急増します。生成機能が作るのは映像素材です。ボタン、イベント、分岐ルールはプレイヤー側に設定します。

2. 選択の意味を見せる

成人の探偵が書斎に入り、机の封筒に気付き、ドアからの音に振り向く導入にします。最後は安定した構図にして、選択ボタンを表示できるようにします。「A」「B」ではなく行動を表すラベルを使います。

探偵が書斎に入る場面の参考

Seedance 公式探偵デモのポスターです。元の映像がクリック可能な作品という意味ではありません。

ファイル 行動 連続性
導入 机とドアに気付く 二つの行き先を示す
分岐 A 封筒を調べる 同じ服、机、光
分岐 B ドアへ向かう 同じ部屋と開始姿勢

3. 分岐を一つずつ生成する

インタラクティブ動画ワークスペースで参照画像、モデル、比率、光をそろえます。ファイル名と生成タスク ID を別に記録しておくと、差し替え時に混乱しません。

Branch A of a mystery story. An adult detective wearing a dark suit stands beside a wooden desk in a dim study. The detective slowly picks up a sealed envelope and examines its unmarked back. Warm desk-lamp light from the right. Medium shot, restrained movement, one continuous take. Keep the room and costume consistent with the reference.

分岐 B は動作を「閉じたドアへ向き直り、慎重に一歩進む」に変更します。ボタン、読める手掛かりの文字、コードは生成させず、重要な文字は編集で加えます。

4. プレイヤーに接続する

三つのファイルを同じ寸法と互換性のある形式で書き出し、選んだ制作ツールにアップロードします。選択の表示時刻、ラベル、遷移先、無操作時の挙動を指定します。再開やリプレイも設定し、結末が再生故障に見えないようにします。

先読み機能があれば Wi-Fi とモバイル回線で試します。音だけの手掛かりには字幕を付けます。スマートフォンで押せるボタンサイズにし、対応するプレイヤーではキーボード操作も確認します。

5. すべての経路を再生する

A を選ぶ、最初から B を選ぶ、何も選ばない、の三通りを試します。次のカットの位置関係、手掛かりへのボタンの重なり、連続タップで二重に遷移しないかを確認します。縦横の表示も別々に試してください。

人物の位置が合わなければ、ランプなどの中立的な細部を挟んでから行動を見せます。再生成より先に編集やプレイヤー設定を直します。この手順は分岐映像を作るもので、体験全体を自動構築・公開するものではありません。

出典と検証

製品情報は変わる場合があります。出典確認と実機テストは別です。